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polineco

ポリネコ(特許取得済み)はPolitical Needs Coordinatorの略で政策の基盤をつくりだす仕組みを意味します。
オンライン政策ファシリテーター、即ち政治家、主権者(私たちです)の政策課題についてのニーズ、考えを
設問を通じて摺り合わせることで、従来の世論調査では実現不可能な輿論(Public Opinion)を形成します。
近代民主主義の構造的欠陥を解消するコミュニケーションの仕組みです。

                                      polineco

nausicca

 私の子どもの頃でも、政治について様々な批判が行われていました。賞賛されて
いる状況を見た記憶がありません。小学生のことから世の中の仕組みは何か変だと
感じていました。
政治の批判は多くが政治家への批判です。しかし、何度も繰り返されていること
から、私は問題の本質が政治家が活動する環境であり、特にコミュニケーション
デザインにあるのではないかと考えるようになりました。

 『風の谷のナウシカ』では「失政は政治の本質だ!!」というヴ王の台詞が
あります。こう言いきる爽快さもありますが、これからを生きる人間にとって
そんな世界のままでは困ります。早稲田大学に入り、岡澤教授のもとで政治学を
学びましたが、自分の問題意識に応える政治分野に対する先入観を越えるものは
ありませんでした。問題意識を抱えながら大学を卒業しました。

(『風の谷のナウシカ』徳間書店 宮崎駿 )



概念図

■基本的な概念
 ブランドもの=いいモノという倒錯と同じような形で、政治は難しいという先入観
の存在が大きな問題になっていると思いながら、大学卒業から数年後の私は広告企画やマーケティングの仕事をしていました。仕事のなかでサービスやモノの送り手と受け手、受けて間のニーズをまとめ上げるという意味から見れば マーケティングは政治と地続きであるという認識を得ました。 (余談ですが、マーケティングがものを売る方法という認識はすでに過去のものです。)
仕事を通じて得た知見をもとに、会社を退職し、いち早く政治にインターネットを
応用する試みを行っていた慶應義塾大学大学院の曽根泰教教授の門を叩きました。
大学院での研究を通じて開発した仕組みの概念図が左図です。
(←クリックすると拡大表示されます。)


概念図

概念図

■検証サイトによる有効性の実証
 この概念図をもとに実証検証サイトを開発しました。(www.polineco.jp)
格差社会問題、医療問題、不景気問題について設問を開発し、100名を越える国会議員からの回答参加と約1万人の回答によって、ポリネコという仕組みが世論調査では見いだせなかった情報を見いだせることが実証できました。大学院の研究は新聞にも取り上げられました。

 当時も、不景気問題では財政均衡を優先する考え方によって経済問題が考えられていましたが、回答結果からは、新しい視点で国の経済戦略を考えるべきという回答が一般の回答から最も多いだけでなく、ポリネコに回答参加した議員の多くもこの考え方でした。
つまり、この回答をした議員とその議員のいる政党は、世論調査では見えない形で、主権者に支持されている可能性が高かったといえます。このことは数ヶ月後の衆議院選挙における政権交代という結果につながったと考えてられます。また、議員の多くが、報道に影響を受けてサブプライム問題が不景気の原因と回答していました。
そして、その認識が正しくないことは、いまでは明らかです。

このように、世論調査では見いだせない設問回答に基づく「考え」をデータベース化しながら主権者と政治家が突き合わせることで政策課題についての「相違要素(ギャップ)」と「一致要素」を見いだし、政策の方向性をファシリテーションできるのがポリネコです。

■ポリネコのメリット
 ポリネコは、政治家に知名度やメディア露出などに関係なく、回答に基づく仕事を行うことで有権者から認知、評価されるというメリットをもたらします。主権者である私たちにとっては、どの政治家を支持することが望む政治を実現するかを、簡単かつ継続的に把握することが可能になります。言うなれば政治家と主権者が個人レベルでつながる環境を創り出します。
 
 企業経営において、ICTが意思決定や情報分析のスピードを格段に向上させたように、ポリネコは選挙以外のときにも政治家と主権者間にコンセンサスを形成する場として機能することで、政治の質の向上を実現させることができます。
 
 近代民主主義の重要な礎である、人民主権を提唱したルソーでさえ、「民主主義における主権者たる国民は、わずかに選挙の時だけその主権を行使するに過ぎない。それからの数年は選挙に勝った多数派が統治するものだ」と民主主義制度の構造的欠陥を指摘しています。ルソーの指摘に、イギリス人の外交官であったハロルド・ニコルソンは「その多数派の統治ですらほとんど名目的に過ぎないほど間接的なものであって、代表制政治はその意味で虚構かもしれない」という補足を遺しています。欧州の市民革命からすでに200年以上が経過していますが、この構造的な欠陥はほとんど改善されてきませんでした。
経済発展を経験した日本社会には、社会を運営する方法の根幹部分を改良することが、必要な時期に来ています。


■特許として新規性と進歩性を認められたポリネコ
 研究以前からの着想は、研究成果を経て、
「政治家と主権者が所定の設問に答えたデータから、適合率を算出し端末(PC/携帯など) に結果を表示する」こと及びこれに付随する仕組みが特許として新規性、先進性があると 認められました。
(特許4528691号)

着想と申請は2005年、そして2010年に特許となりました。  着想と申請は2005年、そして2010年に特許となりました。
 研究以前からの着想は、研究成果を経て、 「政治家と主権者が所定の設問に答えたデータから、適合率を算出し端末(PC/携帯など) に結果を表示する」こと及びこれに付随する仕組みが特許として新規性、先進性があると 認められました。(特許4528691号)  着想と申請は2005年、そして2010年に特許となりました。
 研究以前からの着想は、研究成果を経て、 「政治家と主権者が所定の設問に答えたデータから、適合率を算出し端末(PC/携帯など) に結果を表示する」こと及びこれに付随する仕組みが特許として新規性、先進性があると 認められました。(特許4528691号)  着想と申請は2005年、そして2010年に特許となりました。


■マニフェストの進化形、政策形成、自治体経営
 スマートなロビイング、新しい輿論メディア
 政治家と主権者がマッチングまたはマッチングしていないことが見える化することで、「一緒に考える」状態を生み出すことができます。そこから、未来を切りひらくイノベーションをつくり出せます。
パイの奪い合いをしながらも成長できる状態はすでに過去の話です。
意見の一致、相違を前提としながら協業してゆくコミュニケーションプラットフォームとしてポリネコは機能します。その主な形は以下の5つです。

1:政党のマニフェストに応用すれば、選挙のとき以外でも常に有権者と
  政治家が繋がり、政党コミュニケーション戦略の精度を格段に向上させる
  ことができます。

2:官庁や公的機関が利用すれば、政策形成の基盤となる知見を創り出すことが
  できます。(パブリックコメントの発展版です。)

3:地方行政では首長-議会--住民のコンセンサスを迅速に形成できます。

4:民間の業界団体や企業のCSRとして、社会的な提言を行う場合のコミュニケー
  ションツールとして確実に成果を創り出すことができます。

5:ソーシャルメディアとして、政策形成を支援するメディアとして、
  輿論=Public Opinionを創り出す新しいメディアを実現できます。


■考えることから協調関係を生み出す社会へ
 ひとつの政党やひとりの議員が、有権者の要望を全て引き受けられるほど
単純ではない程度に社会は発達しています。好き嫌いだけで物事が前に進まない
状態では、冷静に考えて物事を動かすことが、政治家にも私たちにも求められます。
 
 左の図は、ゲーム理論で使われる図です。市場原理では、第4象限となりますが、
政治ではパイの奪い合いしか生みません。
政治は社会=市場全体を豊穣にすることが求められるので、協力することで利得を
最大化する第1象限を実現することが必要です。
そのためは、選挙の時はもとより、選挙ではないときも政策課題やそれぞれの立場の
考えを知り、最適解を出せるように最善を尽くす必要があります。

 ポリネコはそのためのコミュニケーションプラットフォームとして機能します。


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