PRM/Policy Relationship Management

デモクラシーが世界中で揺らいでいます。

すでに半世紀前、ケネス・アローが不確定性原理として示したとおり、通常の投票において投票者の意思を正しく反映することは不可能と証明されています。同じく、先進各国ではF・ハイエク、T・ローウィが指摘した利益集団による社会システムの機能不全が発生しています。

現代社会は、法の支配(Rule of Law)と民主制(Democracy)という2つのソフトウェアによって構成されています。故に、社会の機能不全は、このソフトへの理解に基づく改良、アップデートによって解消可能です。

しかし、21世紀以降、イリア・ソミンの研究では政治家を含む多くの人々にとって政治的知識を増やすことは割にあわないと捉える傾向にあるとされており、投票率の世界的低下傾向を裏付けるものとなっています。

ではどうすれば良いのか?という問への解答がPRMです。

PRMとは?

Policy Relationship Managementの頭文字からPRMはできています。

私達の日々の生活に関わる社会課題は、下図のような過程でより良くなってゆくことが理想形です。

しかし、いまの世の中は、この当たり前の過程をほとんど実現できておらず下図のような状態になっています。

この現実に向き合い《あるべき形》を実現するためのデモクラシーの手法がPRMです。
時に2017年。21世紀の私達には瞬時に地球上の生活圏であればどことでもほぼリアルタイムで繋がるインターネットというツールがあります。ICTの本質は「めんどくさい単純なことを楽にできる」です。このメリットをデモクラシーに活かさない手はありません。PRMの定義は次のように考えています。

 情報を政策ごとに統合管理し、政治と国民/市民との長期的な関係性を構築、継続的な利用を促すことで国民/住民主権の社会運営、住民中心の都市、街の経営を図る、行政と民主制の新手法。

コミュニケーション構造は下図のようになります。